8時少し前にホテルを出て、首都サンサルバドルへのバスに乗る。
サンサルバドルへのバスは2つある。
1つは3時間で3ドル。もう1つは2時間で5ドル。
安い方のバスは各バス停に停車するらしく、3時間で到着するか分からないので、2つめのエキスプレスバスを選択。
そのエクスプレスバスだけはなぜかバスターミナルのちょうど入り口に停車している。
5ドルでエアコン付き、さらには映画も流れているというVIP待遇。自由席だったので、1番奥の席へ。
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8時少し前にバスは動き始める。
走って30分ほどして気がついたのだけれど、通路を挟んだ席に座っていた男の子が携帯電話でガンガンに日本のアニメソングらしきものを流していた。
バスに必ず乗り込んでくる売り子さんも来ないし、バスは本当にどこにも止まらずノンストップで走り続け、ちょうど、2時間後にサンサルバドルの東バスターミナルに到着。
降りる時、アニメソングの男の子が"どこに行くの?"と訪ねてきた。
行き先を書いた紙を見せると、男の子も同じ方向らしく、一緒についつきてくれるとのこと。
私が泊まりたい宿は西バスターミナルの方が近いので、まずは西バスターミナルへバスで行ってからそこでタクシーを捕まえる予定だった。
東バスターミナルを出て少し歩いた、ガソリンスタンドの前にバスが1台とまっていた。どうやらこれが西バスターミナルへ行く27番のバスらしい。
30分ほどして西バスターミナルに到着。男の子が駅の係員さんにいろいろ聞いてくれて、スムーズにタクシーに乗れる(3〜4キロの距離で5ドル)。
無事に宿に到着。男の子は最後まで荷物を持ってくれたりとても親切にしてくれた。
事前に情報収集をしていたにせよ、私1人であったらきっと迷ったりしていたと思う。
男の子のおかげで短時間で宿に着くことができた。
ありがとうと、何度も言ってお別れ。
エルサルバドルまだ数日だけれど、本当に毎日親切な人に会う気がする。