旅先では、必ず誰かにお手紙を書いて送っている。
チリ、ペルー、エクアドルは見つけやすかった。
コロンビアは私の下調べ不足で、なかなか見つからなかったけれど"472"と書かれた携帯ショップのような場所が郵便局だった。でも街中にはいくつかあった。
コスタリカも、ニカラグアも、エルサルバドルも。郵便局がたまたま移動していたところもあって、すぐに辿り着けなかったということもあったけれど、基本的にわりとスムーズに見つけられた。
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ここグアテマラシティにも、ホステルの近くに大きくて立派な郵便局がある。
さっそく書いた手紙を出しに行くと、警備員さんに"ここでは出せない"と言われ、別の道を指差される。
指差された道へ向かっても、DHL等の宅配会社しか見当たらない。
そこで、もう1度郵便局へ向かう。
今度は別の入り口から。すると今度の警備員さんは"2階で送れる"ということを教えてくれた。大きな建物なので迷ってまた別の人に聞くと案内をしてくれる。やっぱりあの警備員さんが間違っていたのだ。
と郵便局窓口に並ぶ前に、入り口近くの男性に"ここで絵葉書を送れますよね?"と聞いて見るも、首を横に振る。
そして警備員さんと同じように先ほど私がうろうろした道を指差す。
また退散して、街中を歩いて、街中に立っていた警察の人に手紙を送りたいことを伝えると、郵便局を指差す。
しつこいようだけれど、もう1度郵便局へ向かう。
そして、今度は窓口の男性に聞いてみるもやっぱり、送れない様子。
郵便局は存在しているはずなのに、わけが分からなくなる。
しばらく街をうろうろして、ホステルに戻っていろいろと調べてみる。
すると、衝撃の事実が判明。
なんと、グアテマラの郵便局は営業を停止しているというのだ。
ポストカードも販売しているのに…
あんなに立派な郵便局なのに…
ホステルの人に伝えるとホステルのスタッフさんも知らなかったよう。
どうやら、大々的にニュースにはなっていないそう。
そういえば、いろんな人に聞いたけれど、"送れるよ"と言った人たちもたくさんいたから、知らなかったのだろう。
P.S.
写真のアーチ状になっている立派な建物が郵便局も入ってるところ。
中もとても豪華だった。