旅の始まる日はいつも期待と不安とがふわふわとぐるぐると入り混じっている。
今日は空気は冷たいけれどとてもよく晴れていて空港まで向かう光があたたかくてとても綺麗だった。
よい出発の日だけれど、これほどぎゅっと苦しい出発の日はかつてなかったと思う。生きて帰ってきたいと強く願ったことも。
それでも旅をすることは、食べることと寝ることと同じくらい私にとって不可欠なことなのであると思う。
なんてかっこよいことを言ったって、結局はボロボロと泣いてしまったのだけれど。
でも、大丈夫。きっと大丈夫。
P.S.
時差の関係で29日を2度過ごすのはとても不思議な感覚。