2017-02-03

Lima.2017.01.26.sunny





朝7時30分。
ホステルを出てタクシーに乗り、バスターミナルに向かう。

出発は9時のだけれど、念には念を、と早く来たものの、やっぱり早く来すぎたようでベンチに座って乗車時間を待つ。


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9時前にようやくバスの中へ。
相変わらず荷物チェックは少々甘い。
乗客は10人もいなくて、ゆるやかな雰囲気の車内。
私の席は2階の一番前なので、見晴らしが大変よい。
それでも、昨夜うまく寝れなかったこともあり、バスが出発して、私はすぐに眠ってしまった。


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お昼過ぎ。
車内食が配られる。今日はまだごはんを食べていなかったので、あたたかい食事に感謝。(お米・トマトソースの牛肉とポテト・マカロ二サラダ・ケーキ)


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バスはいくつもの小さな町を通り過ぎた。人が暮らしていて、生活をしている。当たり前のことなのだけれど、毎度とても不思議な気持ちになる。

そうして何事もなくバスが通り過ぎることも、少しだけ寂しい気持ちになる。
一瞬だけのすれ違いで、この先 一生関わることはないことを、分かっているからだと思う。


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夜10時。
賑やかな気配で目がさめる。人がたくさん乗ってきてバスは満席になった。
この時間だからきっとペルー北部のどこか少し大きな街だと思う。

街の名前を確認しようとも、眠たかったので、私はまた目をつむった。


食べて、寝ただけ。
ほんの少し罪悪感。



*Lima - Quito / 29h  $130